歯みがき教室/お手入れしましょ

 ■ 歯のみがき方教室 ■

■ なぜ歯をみがく?


1.「食べカスをとるため」。
が、実は正しくない歯のみがき方は効率が悪くて、かえって口腔内状況を悪くしていることが多いです。

では、食後に「食べカス」がいっぱいあるのはどこですか?

「歯の間」。これが実は不正解です。

正解は、歯の間でもなく歯茎でもなく舌の表面と、ほっぺたと歯茎の間です。その次に歯の間なんです。
歯の間は目に見える比較的大きな「食べカス」がつまりますが、舌の表面やほっぺたと歯茎の間は細かい「食べカス」がのこります。

実は口内の食べかすの大体9割が舌の上にあります。
ですので、せっかく歯みがきして歯がキレイになっても食後の食べかすの大半は、口の中に残っているので、実は効率が悪いのです。

「歯みがき」という単語で「歯を磨けば口の中はキレイになって口臭もすっきり」と思ってしまいます。
私もそう思っていました。でも、そうではなかったんです。

2.「プラークコントロール」。
歯周病菌や虫歯菌などの細菌のカタマリ「プラーク(歯垢)」を「コントロール(減らす)」するためです。

人間なら誰でもその数の多い少ないはありますが必ず口の中に細菌はいます。
しかもほうっておくと驚きの繁殖力でどんどん増えていきます。

いつ歯をみがく?次のページへ≫

 ■ 歯のお手入れ ■

ご自分で口臭判定:


朝起きたとき、食前食後や、口が乾いている時等口臭は異なります。1日に何度か確認してみましょう。

1.コップに息を吹きかけてみます。 コップの中に息を吹き込んで手でふたをし、一呼吸おいた後に臭いをかいでみましょう。
多少の臭いがあってもひどくなければ気にする必要はありませんが、悪臭がするときは原因を突き止めて対策をしましょう。

2.舌の表面に白や黄色の色がついていることがあります。
これは舌苔といって、口臭のもとになる口の中の汚れです。
この舌苔(ぜったい)をティッシュで拭き取って臭いをかいでみます。
舌苔がついているとニオイがあります。
また、他人にもわかる口臭をしている可能性が高いですよ。

3.メチルメルカプタンというニオイ成分をセンサーで感知する。
口臭判定器」を使います。
口臭は自分ではわかりにくいものですが、
こういった機械を使うと客観的に判断できますよ。